下市磨崖仏 


(県指定史跡)

下市百穴から続く崖に10体の諸仏が彫られている。半肉彫りという浅い彫り方から室町上期に作られたと想定されている。「安心院の七不思議」の一つであり、産後に乳の出が悪くて悩む母が不道明王にお粥を供えて、そのお下りをいただいたところ、乳が出るようになったので、「乳不動」「生不動」と呼ばれるようになった。